じぶんの成長がわかるとやる気がでるものです
今の会社に入社して、ついに10年が経ちました。
最初の6年は営業職。
そのあとは、企画の仕事をしています。
企画に異動してからは、「カタログ制作」に携わるようになりました。
これがとても楽しい。
どんな紙面にするか企画し、掲載内容を決めていく。
そして、事例のご紹介をすべく、導入したお客様に取材をし、それを紙面にまとめます。
取材自体は、私も行うのですが、記事にまとめるのはライターさん。
撮影するのは、カメラマンさん。
お客様への取材はだいたい1時間で、「いったいこれがどのように記事になるのだろう」「多くの質疑応答からどこを切り取り、編集するのだろう」と、
興味深々でした。
出来上がったものを確認すると、そこはさすがプロ。
とてもいい感じに仕上げてくれるのです。(仕事なので当然ですが)
このとき私は、その「仕事」に、たちまち魅せられてしまいました。
お客様にビフォアアフターを聞いて、新しい取り組みを聞いて、それを多くの人に伝えるなんて、素敵な仕事だな、と。
そして何より、取材をすること自体がとてつもなく楽しかった。
この仕事が毎日だったらどんなに楽しいだろう、そう思うようになりました。
カタログをつくるのは2年に1回。
しかも1つのカタログを作るのに、取材先は多くても20くらい。
3か月もあれば終わってしまいます。
いや、これだけじゃ足りない。もっと、もっと携わりたい、と欲がでてきたのです。
しぜんと、ライターという仕事に興味が湧いて、もうそれがやりたくて仕方がなくなりました。
ただ、私は、記事を書けない。
文章が書けない。
勉強したいなー、とばくぜんと思っていたのが2014年。
この時、手始めに、とブログを始めていました。(このブログとは別です)
ふと、そのことを思いだして、パスワードを何度か間違えてから、やっとログインできました。
ただ、開いてびっくり。
たった2つの記事しかアップされていない!
そして、読んで呆然。
うん……、これじゃあ、ライターはムリだな。
分かりにくい。
文章がカチコチに固くって、とてつもなく分かりにくい。
2年が経った今、読み返してみたら、ちょっとだけ成長を感じることができました。
その2つの記事は、とてつもなく稚拙な文章だけれど、
私にとっては、とてつもなく貴重な記事になりました。
なぜなら、自分の成長を少しでも感じることができたから。
いやー、なにごともビフォアーアフターって、あるといいもんですね。
もしかして、この記事もまた2年後に読んだときに、「げっ」と思うのでしょうか。
そう思えるくらい、成長できるようにこれからコツコツ書いていこうと思いましたのです。