西郷どんで涙がとまらない
切なすぎるやろー。
西郷どん。
だいぶ録画を撮りためてしまっていましたので、やっと重い腰をあげて、10話くらい見ました。
最後みたときのあらすじは、もはや覚えていない。
だからこそ、重い腰になってしまって、いつも後回しにしていました。(ごめん、西郷)
ということで、見はじめると、これがもう面白くてたまりません。
もともと主演の鈴木亮平がすきなのですが、それだけではない、西郷そのものの男気と人を魅了するあたたかい人柄とが胸にずきゅーん、なのです。
そしてそして、はからずも切ないラブストーリーがあって、さらにずきゅーん。
これはもう涙なしには見られないドラマです。
わたしが心を奪われたのはこんなストーリー。
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とある理由で、薩摩から奄美大島に流されてしまった西郷。
彼は、慕っていた僧侶とともに死ぬつもりでいたのにもかかわらず、自分だけが生き残ってしまったことに、ひどく落ち込み生きる気力は、首の皮一枚程度でした。
ヒゲはぼうぼう。髪はぼさぼさ。
人と話すなんてもってのほかです。
そんなとき、島の娘・とぅま(二階堂ふみ)と出会います。
自分の意志をしっかりもち、前向きに困難に立ち向かっていくとぅま。
正義感の強い西郷は、とぅまに力を添えていきます。
そんな西郷に心を惹かれていくとぅま。
とうとう告白します。
彼がいずれ薩摩に戻ってしまうことを重々知りながら。
それでも一緒にいたい、という美しい気持ちしかそこにはありません。
そして西郷は、とぅまとこの島で生活をともにし、この島で生きていくことを決意するのです。
ほどなくして、子どもを授かります。
しかし、西郷は薩摩に必要とされている男。
これからの時代が激変するときに、必要とされている男です。
奄美にきて、3年ほどで帰らなければならなくなりました。
この3年間、島の子どもたちに学問を教えたり、畑仕事を手伝ったり、ここでも多くのひとたちから愛されていた西郷。
もちろん、とぅまとその家族からも同様に愛されていました。
そして、愛していました。
それでも、それでも、彼は薩摩に帰らなければならない。
連れて帰ることができない。
とぅまは、ただただ浜辺で子どもを腕に抱き、小さくなっていく西郷を見送ることしかできない。
そして、すーっと涙をながすのです。
なにも言うことなく。
はぁ、なんて切ないのでしょう。
こんなに泣いたのは久しぶりでした。
こうゆうお話は、心が洗われます。
本当に、とてもきれいなお話でした。
さぁ、これから西郷はどんどん時代の激流にむかって立ち向かっていきます。
どうなるのでしょう。
楽しみです。