ぱんこの日記

ていねいなくらしのために、ゆらゆら書きます。

さくらももこってすごいな

たいのおかしら、をここ最近読んでいます。

さくらももこさんが書いたエッセイです。さくらももこさんは、周知のとおり「ちびまるこちゃん」や「コジコジ」の漫画で有名な漫画家です。これらの漫画も可愛くてすごく好きです。特にコジコジ

だけど、彼女のエッセイがとてつもなく、すごい。

中学だったか、そのくらいの時に彼女のエッセイ「もものかんずめ」とか「さるのこしかけ」「まるこだった」などを初めて読んで、面白くて何度も読んだ覚えがありますが、友人のおすすめ本として紹介してもらって、再度読み始めました。

その時は、ただただ面白いとしか思っていなかったのですが、今読んでみると、いろいろなことに気がつくのです。

 

今、文章を書く勉強をしていると、いろいろな壁にぶちあたります。

まずは、ネタ探し。面白い、人に共感してもらえるようなネタがなかなか見つからない。書きたいのに、何を書けばいいのか、と悶々とする。これ、結構大きな壁。

それから、自分の考えが、ない。だから、何か起こったことを書いても、着地がうまくいかない。途中まで書いても、結末がうまくまとまらないから、すっきりした記事にならない。日頃から深く考えていないことを痛感する。

 

一方、さくらももこさんは、ネタが豊富。漫画を描いたりしているから、日頃から何か面白いことはないか、その時にどう思ったか、きっとアンテナをはっているのでしょう。

また、自分の思った気持ちを率直に書いているので、読んでいるこちらがスっとしたり、クスっと笑ってしまうのです。ちゃんと自分の「考え」がある。

さらに加えると、表現方法が独特で、「ひがみ」だったり「自己卑下」をかなり含めた表現をする。それってなかなか勇気のいることなんですけど、それを怖気づかずに書いているのがすごい。そして、読み手に分かりやすいような「たとえ」が秀逸。少し、斜めから見ている感もあるけれど、それも痛快でそれがまたいい。

 

こんな文章が書けるようになったら、楽しいだろうな。これから、何度も読んで、面白さの理由を研究しようと思います。

 

4末まで仕事がいちばんの繁忙期で、心も体もくたくた。なので、リフレッシュのために久々にコストコいってきます!