ぱんこの日記

ていねいなくらしのために、ゆらゆら書きます。

自分の頭のなかのフォルダ

こうして、文章を書くようになってから、今まで気づかなかったことに気づくようになりました。

 

一番は、自分が根暗であるということが、まざまざと見せつけられたことがあります。

もともと、その自覚はあったのですが、こうまで暗いか、と自分にちょっとがっかり。というのも、これまでの自覚は、なんとなくぼんやりだったのです。だから、見過ごしていました。そうゆうとこもあるよな、くらいの軽い気持ちでした。

「私さぁ、根暗なんだよね~」

たぶん、高校生のときはこう言っては、何かにつけ友だちと深い話をすることが好きでした。悩みをみつけては話していたと思います。1つのことを掘り下げて考えて、あーでもない、こーでもない、と話続けていました。きっと、悩むこと自体が好きだったんだと思います。悩む自分に酔っている、かもような。それに、深い話をすることで、友だちと少し距離が縮まるような気持ちになれることも、たぶん助長していたでしょう。この時は、ただ自分にはそうゆう側面があるよな~、くらいの自覚。

しかし、文章を書こうとするとそれが、もうハッキリとする。それは、まるで乱視でメガネをかけていないときの見え方と、メガネをかけたときの見え方くらいの違いなのです。

それはこうゆうことです。

2000字なり5000字の記事を書こうとします。すると、自分の暗い、黒いところばかりが出てくるのです。あれ、楽しい話が全然でてこないな。毎日、おもしろいことは起きていてなにかと笑っているはずなのに。思い出せない。楽しい思い出が、私の頭には残っていない。その時その時は楽しくても、笑った瞬間に即座にデリートされているような気分です。一方、いやなことや怒ったことは、しっかりと脳内フォルダに保存されていて、記事を書こうとするとそればかりが引き出されてくる。

外面よく、いつもニコニコしていると、自分の心のドス黒さに自分でも気づいていないところがありました。もしかしたら、言葉の端々には出ていたのかもしれません。グチをいったりしているので、おそらくそうだったのだと思います。何かにつけて、悪いところを見つける思考回路をしていたと思います。あぁ、ここまで黒かったのか。

 

だから、これからは考え方を変えていこう、と思います。楽しい記事を書きたい。ぷっと笑えるような記事を書きたいから。

できごとやものごとをプラスに変換していきたい。どんな過程を経ていたとしても、最後がプラスで終わっていればきっとプラスフォルダに格納されるはず。だから、イヤなことがあったり腹が立っていても最後の着地はプラス。これでよかった、と思えるように着地する。そう「解釈」することで、それがただの「いやな出来事」から何か自分なりの「教訓」に変わっていくかもしれないな、と思います。

そして、プラスフォルダはデリートしないよう、そしてもしデリートされても思い出せるようにしていこうと思います。メモだ、メモ! 頭で忘れてしまうのであれば、残せる形にしていこう。

 

根明にはなれないかもしれないけれど、根明の仮面を目指します!