久しぶりの取材現場
私が所属しているのは「企画部」。
企画、といっても商品の企画ではなく、営業企画をやっています。
もう少し具体的におはなしすると、営業さんの「売りやすい」を作る仕事です。
なので、営業ツールであるカタログを制作したり、新規顧客を発掘するためにイベントを企画し開催したり、商品などをアピールするためにWebの記事作成やSNSでの販促なんかもやっています。
非常に多岐にわたる仕事をしている(前回の記事の新人研修もしかり、その他インターンの受け入れ対応などもやっている)ので、一体なにをやっているのか分からなくなることがありますが、
私が一番すきな仕事は、ダントツで「事例カタログ」の制作です。
その取材をひさびさにしてきました。
このカタログは、営業さんが、苦労して受注し納品した現場を取材し、それをカタログとしてまとめ、その事例をもって横展開(アカウント獲得)をしていくために利用されます。
それで、その何がすきって、もうね、取材なのです。
制作物であるカタログ自体はほんとうに「結果」っていうだけで。
それは料理でたとえれば、野菜を切ると言う行為が好きなだけで、その結果である料理自体には興味があまりない、というような、そんなかんじ。
取材には、ライターさん、カメラマンさんと一緒に現場に伺うのですが、これが楽しい。
そして、取材をするというそのものの行為自体が私はとてもすきで、というのも、みんな笑顔になるから。
取材をすると、
お客さんは、システムや学習空間を刷新してなにかしらの課題を解決できていることを、誇らしく思えて笑顔になるし、
うちの営業さんは、いろんな曲面を乗り越えて、無事に本稼働できたことが嬉しくなるし、
この空間には、本当に「いいこと」しかない。
私はもともと営業をしていたこともあって、その気持ちが痛いほどよく分かる。
だから、お客さんにも営業さんにも、思わず嬉しくなるようなことをあえて質問します。
だって、ここでウチの会社に決めてくれたことを存分に感じてほしいから。
そして、また購入してほしいから。
そしてそして、営業さんにまた頑張ってほしいから。
みんなが笑顔になれるって本当にいい気分で、やっぱり私はこうゆう取材が好きだとあらためて思ったのです。
できれば、取材をして、それを記事するライターになりたい。
取材後に、思いが高ぶってしまって、「私、ライターになりたいんです」って、今回のカタログ制作をお願いしている制作会社さんに売り込んでしまいました。
(絶対それはムリなことは分かっているけど。笑)
いやー、本当に楽しかったなぁ。
もちろん仕事だから楽しいだけじゃないのはよく分かるんだけど。
それでも、やりたいと思ってしまうんだなぁ。
もしかしたら、隣の芝は青く見える、ってこうゆうことなのかもしれませんね。