ぱんこの日記

ていねいなくらしのために、ゆらゆら書きます。

明日から仕事だけれど、どうにか会社に行くことができるかもしれない

今日でゴールデンウィークが終わります。あぁ、悲しい。実に悲しい。今年は、カレンダー通り5日間の休みでしたが、本当にあっという間でした。「5」という数字を見れば長い時間お休みをもらっているのは分かるのだけれど、体感はとてつもなく短い。楽しい時間はあっという間というのは、本当に本当だ。その短く感じた5連休は、本当にありがたかった。このお休みがこのタイミングあって、本当によかった。おおげさに聞こえるかもしれないけれど、私にとってこの休日は砂漠の中のオアシスのようでした。このお休みのおかげで私は人間として、また生き返ることができたのです。

 

というのも、ここ2か月くらい仕事だけに追われ、精神的にストレスフルで。久々の終電、始発での生活。仕事をやりきった後、達成感はそれなりにありましたが、自分の好きなことができないことがストレスでたまりませんでした。

料理もできずコンビニ飯の毎日。

文章を書くこともできず、毎週の課題提出も見送ってばかり。

友だちとの会話もそこそこ。LINEがきても一言返すのが精いっぱい。

なんだか、それらを繰り返すたびに、心がチクリチクリと痛んでおりました。どれも不完全で全然気持ちのいいものではありませんでした。あぁ、仕事しかしていない自分というのは、本当に耐えられない。ムリだ。きもちが悪い。仕事もちゃんとやり、プライベートも充実させていなければたいそう居心地が悪すぎることに、この忙しさのおかげであらためて気がつくことができました。逆説的ではありますが。

 

なので、この5日間は、その2か月のストレスを一気に解消することを目指しておりました。

まずは、心から信頼できる親友と会う。会って話す。話して笑う。ただこれだけのことで私にとってはとてつもなく素晴らしい時間になった。アミューズメントパークにいったりとか高級なレストランにいったりするようにお金なんてまったくかけていない。ただただ食事してお茶を飲んだだけ。なのに、私にとってはエステやマッサージをしてもらったかのように、気持ちがスッとなって、凝り固まった肩は適度に力が抜けて、枯れてなくなっていたパワーが蘇えりました。本当にありがたい。自分が取り戻せたような感じがしました。やはり、親友との時間は、私にとって至極の時間だということをあらためて実感しました。

それから、課題の記事にとりかかる。今まで毎週見送ってばかりいた課題に取り組みました。本を読んだりパソコンに向かって書いてみました。しかしながら、どうしても2000字止まりでなかなか提出レベルに達っせず、納得のいくものはかけません。ただ、そのチャレンジをできたこと、それだけで満たされていきました。やっと取り組めた、と。それだけでいいんです。自分に甘々ですけれど、いいんです。

そして最後に、ミニマリストになるべく、部屋の中にあるものを捨てる。これは、ずっとやりたかったこと。「ミニマリストになりたい」ことは前回の記事で書きましたが、この休みで本腰をいれてやってやりました。2つあった棚は捨て、本も8割捨てました。CDも捨てた。使っていないタオルも、お皿も、どんどんゴミ収集ボックスにつっこんでいきました。すると、部屋のなかが、スッキリ。気持ちもスッキリ。

閑散とした部屋にいると、この部屋に引越をしてきた当初のことを思い出しました。あの頃、モノがあまりにもないことに、不安になっていました。それからどんどん自分の欲求のままにモノを買いそろえ、それに比例して部屋はどんどん狭くなっていったのです。気づかぬうちに。それは、じわじわとモノの波に浸食されていくような感覚でした。それが嬉しかったんです。自分の好きなものに囲まれて幸せを感じていました。しかし、いつの間にかそれが当たり前になって、かつてあった幸せはどこかにいってしまって、ただの狭い部屋がそこにありました。もしかしたらその部屋で、どこか息苦しさを感じていたのかもしれません。だからか、今、モノが少なくなり、部屋に空白ができると、生き返ったかのように心地がいい。あぁ、モノを捨ててよかった、と心は満たされることができました。

 

ただただ、これだけのゴールデンウィーク。特にインスタに掲載できるような、リア充な過ごし方はまったくしていません。けれど、親友との時間と、自分の好きなことと向き合う時間と、モノのない部屋のおかげで、心のエネルギーはレギュラー満タンにすることができました。

 

明日は仕事です。いつもだったら、連休明けは憂鬱で、サザエさん症候群に真っ先にかかっていました。けれど、この連休のおかげで、今までの自分を取り戻し、エネルギーをいっぱいにできたからか、明日はどうにか出社できるかもしれません。私はそんなに仕事が好きなわけではありません。けれど、なんとかいけそうなのです。

たぶん、エネルギーが満ちてきて、出社してやってもいいよとカラダが思っているからかもしれません。

明日からは新入社員の研修がはじます。今年は68名の新人さんと1か月を過ごします。どんな子がいるのか、どんな毎日になるのか、ドキドキしますが、ゴールデンウィークでいただいた力を明日につなげていきたいと思います。