ぱんこの日記

ていねいなくらしのために、ゆらゆら書きます。

甘くてふわふわで幸せでした

「どう? 美味しい?」

「ふ……」

 

日頃の生活で、「ふ」ってあまり出てこないですよね。「え」とか「あ」とか「わ」とかは出てきても、「ふ」って私は出てこないんです。どうやら本当に、本当に、心から美味しいときにでてくるのは「ふ」、ということが分かりました。

 

これは、人生で一番おいしいフレンチトーストを食べたときにでた一文字。これは、単語でもなんでもない、ただの息に「ふ」という音がついただけのなんの意味ももたないものですけれど、一文字で表現できる言葉って面白いですよね。

「と」といえば、戸棚の戸。

「は」といえば、歯でもあるし、イントネーション次第ではいけすかない奴に喧嘩を売る言葉でもある。

「か」は課もあれば蚊もある。

 

こう考えていくと、一文字で言葉を成り立たせようとしたことってそれ自体がすごくないですか?  だって、他の意味に取られるリスクがあるじゃないですか。それをいったら、2文字だって3文字だって同じですけど。けれど、たった1文字で単語にする勇気がすごいと思うんです。たった1字ですよ? 男気を感じませんか?  短すぎるからと、なんとなく長くしておきたい気持ちにかられなかったのでしょうか。私だったら、1文字は少し不安だ。いや、すごく不安だ。せめて3文字以上にしちゃうだろうなって思うんです。

アルファベット1文字で表現できる単語ってあるのでしょうか。ないような、気がします。他のスペイン語、フランス語、イタリア語、などヨーロッパのほうってどうなんでしょうね。なんとくなんですけど、ないような気がしてなりません。(というか、ないと言ってくれ)

けれど、中国語や韓国語はたぶん一文字の単語があるでしょう。日本語のこの一文字の言葉というのは、アジア圏の仲間である証拠のように思えてきました。(本当かどうかはわかりませんけど)

 

言葉の語源とか、仕組みとか、まったく勉強したことないですけど、1つの単語がどのように成り立っているのかと思いを馳せてみるのも面白いかも。

 

※ただのつぶやきですみません。

 

フレンチトーストファクトリー  @秋葉原

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