ぱんこの日記

ていねいなくらしのために、ゆらゆら書きます。

花粉症をみとめたくない問題

くしゅん。

「あれ? 花粉症?」

「えー! ちがうよー! 」

はぁぁっくしゅん。

「やっぱり花粉症じゃない?」

「ちがうってー」

 

なんででしょう。花粉症を認めたくない。認めたがらない人っていませんか。

それ、私のことです。

大学3年生のころだったでしょうか。花粉症の症状が少しずつでてきました。最初は、くしゃみが少々。じきに、目がかゆくなって、今では頭が痛くなって肌も荒れるようになりました。もうこうなったら、正真正銘「花粉症」だと認めざるを得ないので、もう全面降伏を申し出ております。

しかし、初期「くしゃみ」ステージでは、認めたくない。認めたら負け、のような変な意地がありました。このくしゃみは、ただの突発的なくしゃみなだけで、決して花粉によるものではない。私は花粉には耐性があるんだと変な自信があって、それを思い込んでいて、もうそれは、かたくなでした。周りからしたら、なんだよそれ、ってかんじだったかもしれません。もし、病院に行って「花粉症」の烙印を押されてしまったもんなら、それはもう素直に認めざるを得ないので、どんなにくしゃみが多くても病院には行きませんでした。認めてしまえば楽なのに。なんだそのどうでもいい意地は。自分でも意味が分かりませんが、きっと「花粉症にならない自分」を信じたかったんだと思います。

 

私は自分に自信がない。そのわりには、自分の身体については根拠のない自信があって。あ、身体といってもプロポーションだとか肌のキレイさとかではなく、健康に関してです。風邪をひいても、ケガをしても、身体のどこかが痛んだとしても、大丈夫と思ってます。自分の治る力「自然治癒力」をとことん信じています。だから、風邪をひいてもちょっとやそっとじゃ薬には頼らない。頼りたくない。だから、バスや飛行機などに酔うこともあるのですが、今まで酔い止めの薬は飲んだことがありません。

花粉症についても、自然治癒力をとことん信じていました。しかし、今のところこの件に関しては、花粉の勝ちのようです。やつは強い。しぶとい。今のところ、まったく身体が成長してくれていません。今でも、治ると信じているんだけどなぁ。

 

ついに本格的に花粉の季節がやってきたようです。辛い季節です。昨日も夜中に鼻水がツーっと出てきて、それが止まらなくて睡眠を阻害されてしまいました。いじらしい奴め。この症状がでてきたということは、春のおとずれもあと少し、ということでもあります。

花粉のことはさておき、今年の春もきれいな桜も見たり、春物の明るい服を着たりするのが楽しみです。そして、また新人研修の季節がやってきます。新たな出会い、わくわくです。