ぱんこの日記

ていねいなくらしのために、ゆらゆら書きます。

文章をかくことは自分との対話なのかもしれない

文章を書くようになってから、自分との会話がすごく増えてより楽しくなってきました。それと同時に、自分の性格がより鮮明に分かるようになってきました。写真でいうと解像度が上がってきたようなイメージです。

ライティングゼミでは毎週月曜の23:59までに記事を提出するのですが、ほかのゼミ生の記事を読むことができます。それを読ませてもらっていていつも思うのが、文章や言葉にはそのひとの気質がにじみ出るものなんだということ。もしまったく同じことを表現するとしても、きっとひとりひとりえらぶ言葉が違うんだと思うんです。そこには、実質的な意味を伝える「ことば」以外の伝わる「なにか」がある。ことばの裏側に、そのひとの考え方、どんな風に生きてきたかみたいなものがあってそれが伝わってくる気がするんです。このひとは優しいひとなんだろうな、とか、すごい負けず嫌いなんだろうな、とか伝わってくる。

提出するまで(してからも)自分が書いた文章を、何度も何度も読み返します。それは、読んでくれるひとに伝わるかな、というのを確認するためです。読み返せば読み返すほど、少し離れたところから自分の気質がじんわりと分かってきます。断定する表現を避けてばかりで言い切れない弱さがあるんだなぁ、とか、かっこつけようとしてるな、とか。記事を書くときも、今までスルっとやり過ごしてたことをあれやこれやと考えていくと、意外な結論にたどり着いていきます。記事の最後は明るく終わりたいので、今までただマイナスに考えているだけだったことが記事にすることでプラスに転換できることにも気づきました。

まだまだです。文章力も人間力も。ただ、書き続けることで、きっとなにかすこし変われるんじゃないかと思い始めています。

これからは、もっと楽しくなるような、へぇそうなんだって思ってもらえるような、気持ちが明るくなる記事を書いていきたいと思います!